お役立ちコラム

2024.08.15

法人口座は複数あると便利?資金管理と経費削減にも!

いままで法人口座を一つしか持っていない起業家の方に是非お伝えしたいのが、複数法人口座をもつメリットについてです。
しかし面倒だと考えたり、そんな時間はないから他のことをしている という方も多いのではないでしょうか?
断言しますが、法人口座は複数持つ方がおすすめです!
実際のところほとんどの企業が複数の法人口座を持って、上手に使い分けビジネスを拡大しています。
この記事ではそんな口座複数持ちのメリットについて説明しています。

資金管理が容易に

法人口座を持つと資金管理がしやすくなります。
口座を一つに限定してしまうと全ての出入金がまとまってしまうため、どのお金がどのお金なのか動きが分かりづらく、キャッシュフローが把握できません。
項目ごとに請求書と入出金明細を照らし合わせて消込を行わないといけないので、時間と手間の負担が非常に掛かってしまいます。
複数の口座を持つことで、要とや事業・事務所別に使い分けることができ、資金の動きを把握しやすくなります。
また、経営状況を把握しやすくなるので、コスト削減部分などの課題も明確に見えるようになります。

コスト削減に繋がる

法人口座を複数作ることでコストを削減することもできます。
法人口座の利用料が各銀行によって異なるため、会社がよく使うサービスの利用料が安い法人口座を開設することでコストの削減を可能にできるでしょう。
海外送金手数料や、総合振込サービス、ネットバンキング等、自社がよく利用するサービスの利用料が安い銀行をそれ専用の口座とすることで多くの費用カットに繋がります。
無駄な費用を削減して健全な経営体制を築きましょう。

銀行からの融資を引き出しやすくなる

複数の法人口座を持つことで融資が受けやすくなります。
融資は普段からその銀行の法人口座を利用し、十分な取引実績を積んでいることで、銀行からの信用を得やすくなり、融資の審査が通りやすくなります。
そのため、複数の法人口座を持っていることで、それだけ融資を受けられる銀行の数が増えるということになります。
逆に一つの銀行しか口座を持っていないと、銀行が提示する融資の条件が厳しくともそれを受け入れざるを得なくなるのです。
複数口座を持つことで融資の条件のいい口座を選ぶことができます。

リスクの分散ができる

法人口座を複数持つことで銀行の破綻に多雨するリスクを分散することができます。
1つの法人口座に預金を集中させてしまうと、万が一のことが発生した際に会社の全資金に被害が及ぶ可能性があります。
万が一銀行が破綻した際は預金者一人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息などが保護されることになりますが、
会社の資金となるとそれ以上の資産があることもしばしば。
万が一に備えてリスクヘッジを取っておくことが大事ですね。

まとめ

複数の口座を上手に活用して、より良い経理体制を築きましょう。